こんな時は早めに受診を!フェレットの気になる症状

こんにちは。

クウ動物病院の獣医師です。

 

日々、フェレットを診療していて受診理由として多いもの、

考えられる原因をいくつかご紹介します。

 

こんな時は早めに受診を!

  1. 食欲がない、食べない
  2. 元気がない
  3. 嘔吐、下痢
  4. 脱毛
  5. 尿が出にくい

 

これらの原因として多いのは、

・副腎疾患

・インスリノーマ(膵臓にできる腫瘍)

・リンパ腫などの腫瘍性疾患

・胃腸炎や胃腸内異物(誤飲など)

他にも、フェレットは肝・胆嚢疾患などの消化器疾患にかかることも多くあります。

また、飼育ケージから外に出して遊ぶときは、

誤飲や高所からの落下などもしっかり注意してあげてください。

上記に書いた以外の症状でも、普段と違うことや気付くことがあれば

早目のご来院をお勧めします。

 

また、暑さに弱いため夏の受診時やお出かけの時には

熱中症にならないようご注意ください。

 

他の動物同様、体調不良の原因によってはすぐに重篤な状態になってしまうことも

少なくありません。

これから飼育を考えていらっしゃる方は、

準備の一つとして、フェレットを見てくれる病院を探しておくことをお勧めします。

 

また、フェレットは犬や猫と同じように予防接種やフィラリア予防が必要な動物です。

きちんと健康チェックを受けて元気な毎日を過ごせるようにしてあげましょう。

 

 

クウ動物病院 獣医師

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